12月1日、ゆりかもめ「東京ビッグサイト駅」に隣接する東京ファッションタウンビル2階アトリウムに、クリスマス装飾を行いました。規格外の花「プラスフラワー」約1200本を予めドライフラワーにし、透明なカプセルに詰めてオーナメントにしているのが特徴です。クリスマスツリーの周囲には半回廊のような造りで、天井からは色とりどりのオーナメントとともにドライフラワーカプセルも間近でご覧いただける仕様です。
ツリーの台座前面には、植物を原料に加えた新素材も用いています。Hanavieでは、通常ゴミとして処分される枯れた茎や花などを回収し、新素材にする取り組みも始めています。今回展示が終わったツリーや装飾の植物も回収し、新素材に生まれ変わる予定です。季節の装飾も、期間終了後にはサステナブルな循環につながるように取り組んでまいります。
今後、TFTビルのクリスマス装飾には、同ビル内の保育園児たちによる工作も加わったり、ランチタイムコンサートなどの開催も予定されていたり、様々なコラボレーションが展開される予定です。
■装飾の背景
Hanavieでは、通常は廃棄されてしまう規格外生花を「プラスフラワー」として新たな価値をつけ、無駄なく心豊かに花と生きる社会を目指しています。そうした中、枯れた植物やイベント装飾後の植物等の未利用資源で新素材を作ることで、「つくる責任、つかう責任」の目標達成を推進し、循環型社会の実現に少しでも寄与すればと期待しています。