SDGsへの取り組み

Hanavieがお花と人との関係を通して取り組むSDGsへの姿勢・考えをお伝えします。

SDGsとは

Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。

17のゴール・169のターゲットから構成された人間と地球の「やるべきことのリスト」。地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓う、持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。

農家さん

これまで市場で値がつけられなかった規格外の花たちは廃棄されることがほとんどでした。また、花の産出額は平成10年をピークに、近年も漸減的推移を続けています。Hanavieでは規格外生花の有効活用に乗り出し、花を「特別なもの」から「身近なもの」へと変化させ、消費量を高めていく取り組みを続けています。多くの人へ花を届ける取り組みは、愛情を込めて生産している花農家さんの笑顔にもつながります。また、これまで捨てられていたものに価値を見出し、正当な賃金をお支払いすることも働く上でのモチベーション向上となります。

生活者

これまで生活者からは「花は高価なもの」「花屋に入りづらい」「何を選べばいいか分からない」という声が多く聞かれていました。消費を上げるには、このような思いを抱えている層へのアプローチが必要です。そこで有効活用しているのが規格外の花「プラスフラワー」。リーズナブルな価格で購入できる「ハナスク」や飲食とともにアレンジメントを楽しむ「花会」の開催を通じ、花に対する敷居を下げる取り組みを続けています。ハナスクは飲食店やクリーニング店、美容サロンなどの店頭で販売、わかりやすい価格と生活に馴染む場で手に取れる気軽さが人気です。また、花会では飲食や参加者同士の交流を楽しみながら花に触れていただくことで、花が添えられた特別な体験を創っています。本来であれば使い道に乏しいところ、ご自宅用として活用することで多くの人にとって花のある生活が日常となり、自然を愛でる心が生まれる循環を作り出しています。

子供たち

プラスフラワーを手に取ってもらうことで、花の個性を生かし、持続可能な消費への意識を育てる教育に役立てています。また、幼少期から花に触れることで、大きくなっても花を身近に感じる心を育てることにもつながります。とある「ハナスク」開催場所は、幼稚園児のお散歩コース上にあり、通りがかる際に園児たちが花に話しかけたり、先生が先導してそれぞれ1本選んでもらうイベントも生まれているそうです。小学生になってからも100円玉を握りしめて買いに来ることが習慣になった子もいるのだとか。また「花のある生活推進プロジェクト」の1つとして病院に通う子供たちにお花を届けるボランティア活動も実施しています。お花を初めて見るという子供たちも多く、お花を通じてあたたかいコミュニケーションが生まれます。ご家族や医療従事者の皆様にも笑顔が広がります。

環境

私たちが住むこの地球の環境に対し、さらに感度を高めていく必要があります。Hanavieは「世界にたくさんの笑顔を咲かせる」ことをモットーに、花を通じて笑顔が溢れることを願い、活動に取り組んでいます。これは人間のみならず、地球に対しても抱く思いです。花や木を愛でる人が増え、自然と環境のことを考え、町中に草花が増える。ひとりでは難しいことも、その数がどんどん増えていけば花のある生活が身近になり、地球全体が自然で豊かになります。これからも堅実に、大胆に取り組みを進め、人も地球も笑顔になる未来を創ります。